チャコットでは、スタッフが日々やりがいを持って働ける環境づくりを行っています。
BEAUTIFUL LIFE PROJECTは、ブランドフィロソフィーである「人生を、芯から美しく。」を社員ひとりひとりが考え、体現していくために発足したプロジェクトです。
今回は、プロジェクトの一つである、「Morning Dialogue」についてご紹介いたします。

Morning Dialogueは、月2回、年齢・社歴もさまざまな社員数名と社長がオンラインで「美しいと感じるモノ、コト」について語る対話の場です。
参加者は、社長とダイレクトに対話することで、社員ひとりひとりの考えや想いを自分の言葉で伝えることができます。更には、共通のテーマを設けて同じ時間と空間を共有する「一体感」のある場であり、参加者それぞれの価値観を尊重して共感できる「多様性」の場でもあります。
全国に500人以上の社員がいるチャコットでは、同じ会社で働く仲間でも、初めて顔を合わせる人、名前は知っているけど話したことがない人等、業務上の関わりが少ない人もいます。そのため、まずは自分の担当業務や最近夢中になっていることなどを話し、お互いを知ることからスタートします。
この自己紹介を通して思いがけず共通の趣味を持つ人を見つけたり、顔見知りのあの人の意外な一面を知ったりと、社長も含めた参加者ひとりひとりの距離が一気に縮まります。
本題である「美しい」と感じたモノ、コト、体験についての対話が始まると、社員ひとりひとりが感じる「美しさ」の多様性を知り、参加者それぞれの価値観の幅が広がります。通勤途中にふと見上げた空の美しさ、捨て猫の命を育む美しさ、舞台やステージに立つ舞台人の美しさ等、再発見する「美しさ」もあれば、意識していなかった「美しさ」にも気付かされます。

ある日のMorning Dialogueでは、アイシングクッキー作りが趣味だという社員の「将来、自分の作ったクッキーを販売するのが夢で、菓子製造許可を取得しました」という話題をきっかけに、同じ日に参加していたカフェ担当社員が「カフェコトーで販売するアイシングクッキーをぜひ、作ってほしい！」と提案したことから、店頭販売が実現しました。
更には、当社の工場がある長野県上田地区の社員が語った上田市の魅力を「チャコット代官山本店でイベントとして沢山の人に届けたらどうだろう？」というアイディアから、地元企業のお力添えもいただいて、上田マルシェの開催に至りました。このようにMorning Dialogueでの何気ない会話から事業に繋がる新たなヒントが生まれたりもします。
現在は、月2回のオンライン開催以外にも、社内コミュニケーションアプリ上に「Morning Dialogueコミュニティ」が作られ、オンライン開催時の素敵なエピソードの共有はもちろん、日々の生活や仕事の中で感じた「美しさ」に関するエピソードが投稿されています。このコミュニティを通して共通の趣味を持つ人を知ったり、プライベートでも一緒に出かける仲間ができたりと社内コミュニケーションの活性化にもつながっています。

このようにチャコットでは、お客さまの人生をより美しくするために、Morning Dialogueを含むBEAUTIFUL LIFE PROJECTの活動を通じて「美しく生きるための、新しい働き方」を社員全員でつくりあげています。